滋味如桃源

電子的高級洗練世相講談

冷える手首

 腱鞘炎のような症状が出て以降、なるべく手指に負担の少ない入力方法を探している。一口にパソコンのキーボードといっても様々なものがあって、タッチの感じや指への負担など、研究しだすときりがないくらいだ。
昨夜はマックのノートを使ってみたのだけれど、寝る頃になると手首に痛みがきた。痛みといってもピリッとくるようなものではなくて、何か重だるいような感じ。夜になって気温が下がったのもあるのだろう。まったく、そんなことまで考慮しなくちゃならないなんて本当に面倒くさい。
そこでこの文章はスマートフォンのタッチスクリーンで入力している。中にはこれで小説を書いてる作家もいるらしいが、今のところ真似する気にはならない。
少し前にはテンキーまでついたワイド型のノートPCが流行ったようだが、今の主流はWindows8タブレットに外付けキーボードのようだ。画面に直接触ってスクロールしたりして、どうせこんなやり方もそのうち廃れるんだろ、と思うと、やる気がしない。
シンプルに文章だけ書くのなら、本当に20年前のコンピュータで十分なのだ。いや鉛筆にチラシの裏だっていいのである。もうあんまり流行に飛びついたりしたくない。長く使える、基本的なものや技術を身につけたい気がする。
あまりにも世間の動きが高速になってくると、逆に反動というか、速い水の流れに目が慣れてくる感じがある。溺れる人は大抵焦って手足をばたつかせるのであり、ゆっくり落ち着いて流れを見れば、何が大切なのかがわかるのではないか。
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